ダイヤモンドの性質でもご紹介した通り、ある方向にはスパっと割れてしまう性質(劈開性)をもっています。ダイヤモンドのキューレット(底部)をよく見てみると、必ず小さく平らにカットされていますが、これは衝撃によって割れることを防止するためです。意外とドアの取っ手を握るときや自動車の乗り降りのときに指をぶつけてしまうことが多いものです。硬いというイメージからラフに扱ってしまいがちですが、くれぐれも衝撃には注意しましょう。